北京
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中国メロディー:氷山に咲く雪蓮花~ソランワンム~
チベット族は歌と踊りが上手な民族で、話せさえすれば、歌うことができ、歩けさえすれば、踊ることができると言われます。ここ数年、多くのチベット族の歌手が民謡とポピュラーの舞台で活躍しています。その中でも代表的な民謡歌手、ソランワンムは高らかに響き渡る歌声で多くの人々を感動させました。声楽トレーニングを受けたことがなかった彼女の歌声は高原の青空のように澄んでいて、氷山に咲く雪蓮花のように清らかで美しいと讃えられています。今回の中国メロディーはチベット族歌手、ソランワンムの音楽作品をお伝えしましょう。
「若者の声」特別企画〜中国加油!日本人留学生に聞く、中国のいま〜③
中国は今、一致団結して新型肺炎との戦いに立ち向かい、様々な措置を講じています。その効果は徐々に現れはじめ、まだ油断はできないものの、収束に向かい始めたムードも感じられます。
「若者の声」のコーナーでは、日本の若者の視点からいまの中国を伝える特別企画をお届けしています。ピークとされる期間を中国で過ごした、あるいは現在も中国に残っている日本人留学生たちに、自身の体験や現状、中国の取組みへの見方などを伺います。
今回お話を伺うのは、北京大学で国際関係学を学ぶ中馬健一さん。日本の高校を卒業後、北京大学に合格し中国へ。ご両親は中国人(日本国籍を持つ華人)ですが、中馬さん本人は生まれも育ちも日本で、留学生として北京にやってきました。
中馬さんが今回の新型コロナウイルス肺炎の流行のピークを過ごしたのは広東省中山市。春節を彼女の実家で過ごすため、冬休みを利用して1月に上海経由で広東省中山市に入り、その後、新型肺炎の影響で足止めをくらい、収録当日(2020年3月12日)の時点もまだ中山市にある彼女の実家に滞在しています。春節期間には中山市から直接タイ旅行に出かけており、中山に戻った途端に事態の変化を感じたと言います。現在の生活、大学の講義、中国の対応や政策、日本にいる家族のことなどを、電話で伺いました。(聞き手:劉叡、梅田謙)
(北京大学 中馬健一さん)