北京
PM2.577
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「56の民族、56輪の花」(中国の少数民族)(再放送)
担当:孟群 星和明
今週から、孟群アナと星和明アナが担当した番組「中国の少数民族」を再放送いたします。2回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。
今日は、広西チワン族自治区のチワン族についてです。チワン族は、紀元前から漢族との交流の歴史があったと記録されています。自らの言葉を持っていますが、ほとんどは漢語を話します。チワン族の民族衣装は独特なもので、青と紺色を好みます。また、祝祭日には色鮮やかな「五色飯」を食べます。植物の汁で染めたもち米を使い、きれいで健康的な食べ物です。
中国一人口の多い少数民族、チワン族は、好んで歌を歌う民族としても知られます。中でもとくに有名なのが歌姫・劉三姐が名高いです。羅城県の藍靛村生まれといわれる劉三姐は、歌合戦、対歌の中で現れた優れた歌手で、どんな質問にもすぐに歌で答えられる頭の回転の速さがあってり、歌声も綺麗な美人として愛されてきました。
チワン族と歌のつながりはまた、歌の集いとも言われるチワン族の「三月三」に現れています。この祭りは中国の伝統的な節句で、チワン族のほかに複数の民族がでも祝います。チワン族の三月三は、若い男女が歌合戦の形式で、集団お見合いをする場ともなりっていて、2014年にユネスコから世界遺産に登録されました。観光客を招こうと、地元の広西チワン族自治区では、観光客を呼び込もうと、政府が開催する三月三観光イベントが数年前から、毎年行われています。民族的な祭りは、自治区全体をアピールする大規模なイベントになっています。
昔話:王言の話
担当:林涛
続いて、林涛アナが担当する「昔話」のコーナーです。今日は太原の人、王言の話です。どうぞお楽しみください。