北京
PM2.577
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中国八大料理・福建料理(後編)
中国八大料理の1つである閩菜(福建料理)は、古代中原地域の漢民族の食文化と南部の「閩越人」(福建省の原住民)の食文化が融合して出来上がったものです。近代以降になりますと、海外に出ていた華僑たちが海外から食材や調味料などを持ち帰って、新しい創作料理も色々発案しました。特に、インドネシアやマレーシアなど昔、「南洋」と呼ばれた地域の食文化や食習慣がたくさん取り入れられています。これによって福建料理は、開かれた姿勢を有すユニークな料理体系として確立されました。
今日の番組では、福建省の代表的な料理である「仏跳墻」(豚、羊などの肉類とフカヒレ、アワビ、ナマコなどの海の幸が入った煮込み料理)、「荔枝肉」(豚肉とシログワイの炒め物)を紹介するほか、福建料理の中の独特な軽食である「福州魚団」、「燕皮」の魅力も披露します。詳しくはぜひ番組をお聞きください。(まとめ:任春生)