3月3日 火曜日

2020-03-03 23:57  CRI

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   ご案内:王小燕、斉鵬

   桜の名所としても知られる武漢大学では、早咲きの桜が花を咲かせ始めました。中国のほかの地方でも少しずつ春の気配が感じられるようになっています(写真は「人民日報」より)。新型コロナウイルスとの戦いも、冬が終わり、早く春が来るように願っています。

 さて、今日の番組は特別企画「新型コロナウイルスとの戦い」の5回目をお送りします。テーマは「頑張れ中国 頑張れ日本」としています。最近届いたお便りの紹介に続き、これまでの一週間、武漢を始め中国各地の様子を振り返り、横国大名誉教授・村田忠禧氏のCRIへの特別寄稿、「世界はコロナウイルスに共同して立ち向かおう」をご紹介します。後半は新型コロナウイルスと戦う中での中日両国で見られる「善意の連鎖」にフォーカスします。

<新型コロナウイルスとの戦い、中国各地の最新状況>

 3月2日零時からの24時間で、中国大陸部の31の省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団のうち、感染者の新規増加が報告されたのは湖北省(114人、うち武漢市111人)、遼寧省(3人)、上海市(1人)、浙江省(7人)の4地域だけです。ほかの地域はいずれも新規感染ゼロ。中でも陝西省では12日間連続、黒竜江省は9日間連続、山西省は7日間連続、四川省は4日間連続して新規感染がなく、多くの地域で新規感染の報告ゼロの状態が続いています。

 武漢市の感染者の増加にも大幅な減少が見られました。3月1日は193人で初めて200人を下回り、3月2日は111人にまで下がりました。感染者数の公開が始まった1月27日は892人、2月12日には臨床診断による判断も加算されることになったので、1日だけで1万3000人急上昇しましたが、その後、2月13日は3910人、14日は1923人、19日は615人、20日は319人と、上がり下がりがある中で徐々に減少してきました。

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3月1日午後に運行停止になった臨時施設(写真は「武漢晩報」より)

 回復して退院する人が増える中、武漢市では臨時病院の運行を停止する動きが出ています。ネット上では「閉店おめでとう!」「すべての臨時病院が早く役割を終えられるように願っている」などと歓声が上がっています。

 主として軽症患者を受け入れる臨時病院のほか、新型肺炎の重症患者を専門に受け入れる指定病院や、ホテルなど隔離観察用の臨時施設も、供給不足が解消され、ベッドに空きが出ています。2月29日現在、指定病院の病床は6704床、臨時病院は7255床、隔離施設は7482床の空きが出ました。ピーク時の「人(患者)がベッドを待つ」状態から「ベッドが人を待つ」状態に一変しました。

<特別寄稿:横国大名誉教授・村田忠禧氏 
「世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう」>

 横浜国立大学名誉教授の村田忠禧氏が2日、「世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう」と題する文章をCRIに寄稿し、感染症の予防・抑制において中国が収めた成果を肯定したうえで、世界は中国の成果と教訓を踏まえ、人類共通の敵であるウイルスに共同で立ち向かうべきであると強く呼びかけました。

 村田氏は、習近平国家主席率いる中国政府が実施した、武漢市の都市封鎖と国を挙げての支援、武漢市を除く湖北省の 16の市・州と19 の省を結びつける1対1のペアリング(対口)支援の展開、短期間での2か所の専門病院の建設などの措置を取り上げて、「素早く、集中的で強力な対応が感染拡大を防ぐうえで大いに役立った」と評価しました。

 人類にとって未知のものである新型コロナウイルスへの認識について、村田氏は「新生事物の認識は一挙に実現できるわけではなく、多くの実践の積み重ねを通して実現されるのが一般的である」と指摘したうえで、「(中国は)危機意識をしっかり持つとともに、この難局を必ず乗り切ることができる、という自信が共有できているから、着実に、力強くウイルスとの戦いを展開でき、一定の成果を収めることができた」と示しました。

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武漢の夜景 写真:新華社通信

 また、「ウイルスに国境はない。世界経済に深刻な影響を及ぼすものとの懸念から、株式市場も連日下落している。中国との連携を阻もうとする『デカップリング(分断)』政策が有害であり、不可能であることを新型コロナウイルスが立証している」と指摘し、世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かうべきであると強く訴えました。

 村田氏は、人類は今まさに新型コロナウイルスとの「戦争」状態にあると述べ、「最初の主戦場」である中国が「新型コロナウイルスは制御可能」という事実を世界に示すことができれば、人々は恐怖におののくことなく、冷静に、科学的にこの脅威に立ち向かうことができるだろうとの期待を示しました。さらに、「中国の『成果』は数千人に及ぶ犠牲のうえに成り立っていることを忘れてはならない」と強調し、「中国の成果と教訓」を全世界に公開し、共有することの大切さを指摘しました。

 村田氏の特別寄稿は【観察眼】からご覧ください。

<中国政府と民間が日本を支援>

 新型肺炎が湖北省武漢市などで発生してから、日本をはじめ中国の近隣国が率先して支援の手を差し伸べてきました。

 一方、日本が感染をくい止める瀬戸際を迎えた今、中国の政府や民間で日本を支援する動きも広がりつつあります。駐日の中国大使館は2月29日、中国がすでに日本に送り届けたウイルス検査キットに続き、防護服5000着とマスク10万枚を数回に分けて日本に寄贈することを公表しました。その中の一部はすでに2月27、28の両日に東京に到着しました。また、「中国は今後、自国での感染拡大防止に取り組む一方、日本側に出来る限りの支援を提供していく」意向も示されました。

 これについて、外交部の華春瑩報道官は2日、ツイッターで多くの中国人の素朴な心境を代言したように、以下の内容の日本語でのつぶやきを掲載しました。

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 経済界も積極的に行動を始めています。新華社通信の報道によりますと、中国の複合企業「復星集団」が日本を支援するために用意した医療物資の初回分、3万6000点が1日朝に、中国の貨物機で上海から成田空港に輸送されました。物資の内訳は、高性能マスク3000枚と医療用ゴーグル3000個、防水防護服3000着、靴カバー2000組、医療用サージカルマスク2万枚、医療用手袋5000枚。物資は全て同社がこのほど米国やフランス、イスラエルなどから調達してきたもので、東京や北海道など感染者の多い地域に送られるということです。

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資復星集団から日本に送られた緊急支援物資(写真:新華社通信)

 また、中国ネット通販最大手のアリババグループ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が率いる馬雲公益基金会とアリババ公益基金会から寄贈される100万枚のマスクも3日早朝に成田空港に到着しました。

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救援物資の段ボール箱に貼られた「青山一道 同担風雨(同じ山を見る近隣同士、共に風雨に耐えよう)」
写真:馬雲公益基金会公式Weiboより

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中国東方航空の貨物機で3日早朝に成田到着 写真:馬雲公益基金会公式Weiboより

 これらのマスクは一般社団法人医療国際化推進機構(IMSA)の二階俊博名誉理事長を通じて日本の関連機構に渡されます。救援物資には「青山一道 同担風雨(同じ山を見る近隣同士、共に風雨に耐えよう)」という漢詩が添えられています。

 ジャック・マー氏は、二階俊博氏宛ての書簡では、新型コロナウイルスの感染が当初、中国湖北省の武漢を中心に拡大した際、日本から中国へ防護服などの医療物資が寄付されたことに感謝の意を示し、「今回の寄贈はアリババグループだけでなく、沢山の中国人の気持ちも表している。日本とともに目の前の困難を乗り越えていく」と伝えました。詳しくはこちらを参照。

<お便りの抜粋>

★愛知県岩倉市・杁本直正さん

 岩倉市では、桜祭りが中止になりました。続いて、マラソン大会、人形劇、育児講座、史跡公園茶会なども中止になりました。その上、体育館、児童館、図書館などが休館になりました。

 今日、一宮市の木曽川資料館に行き、アマチュア無線開局45周年の展示をしてきました。これが終われば、「北京放送・中国国際放送局切り紙展」(16回目、テーマは「加油武漢!加油中国!」)になります。一宮市ではまだ休館にはならないようです。いつ休館なってもおかしくないのですが----切り紙展が出来なくなるのでは?と心配しております。

★高知県四万十市右山五月町・杉村和男さん

 昨日2月29日、高知市在住の看護師から新型コロナ・ウィルスの陽性反応が確認され、高知県で初めて、患者が出てしまいました。この日、高知市内で研修会の予定がありましたが、コロナ・ウィルス拡大により、1週間前に中止の連絡が有ったところです。今、胸を撫で下ろす思いです。

 四万十市と高知市とは110キロ離れており、車で2時間程度、列車で1時間40分という距離にあります。とはいえ、これまで正直、他人事(ひとごと)のように思っていましたが、衝撃を隠せない気持ちです。孤軍奮闘しても仕方ありません。お互いに励まし合っていきましょう。たくさんの仲間の居ることは心強いものです。

 四万十市でも、マスク、アルコール消毒液は品切れが続いており、手に入らない状態です。幸い、ガーゼ・タイプの、洗濯して繰り返し使えるマスクが二つ有り、これでしのぎたいと思います。

 太陽の紫外線も有効と聞きます。今の季節、日差しが暖かく、気持ちよく感じられます。天気の良い日には、自然の中で過ごしてみたいと思います。室内では、ユーカリ、ティートリーなど、殺菌効果の高い植物の精油を蒸散させています。自然の病気は自然のもので治すことが基本だと思います。

 さて、こちらの風景写真を添付します。四万十川河原に咲く、菜の花です。2月24日、四万十市入田(にゅうた)の菜の花の咲く丘での撮影です。心も景色も明るくさせてくれる花です。自然には心も体も癒す力が有ると感じます。花や木々、四万十川の水と空気は体や心を浄化してくれているようで、ここではコロナ・ウィルスも死滅しているのではないかと感じます。

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撮影:杉村和男 四万十市入田の菜の花

★富山県氷見市・社会福祉法人萬葉の杜福祉会 松谷三和理事長

 氷見には2年前から、日本の福祉を学ぶ中国の方々が5団体来られた。研修生は非常に熱心に、日本のホスピタリティやユーモアあふれる福祉現場を視察し、多種多様な座学を学習した。研修の終わりには言葉・文化は違っても、同じアジア人として、「人を想う心は一緒である」と認識する場面が多く見られた。 また、今年の3月には、彼らと浙江省寧海の桜まつりで再会し「乾杯」「乾杯」と友情の盃を交わすことを楽しみにしていたが、そのイベントも中止となり、氷見から訪問予定していた団体員は非常に残念な気持ちとなっている。

 だが、中国の桜も、氷見の桜も、枯れることはない。同じくして我々の親交も枯れることはない。来年の桜祭では、2年分の愛情をスーツケースに詰めて寧海へ渡航することを楽しみにしている。

 また、氷見でも中国から医療・福祉を学びたい方や、観光に訪れたい方に対して今後も心から歓迎するつもりである。

先が見えないコロナウイルス流行に対して、一斉に世界中が向き合うこととなったが、それで得たものもあった。遠く離れていても、氷見の海と中国の海はつながっている。今後も中国の皆様のご多幸を祈っている。

◆◆

 この番組をお聞きになってのご意見やご感想、世界におけるコロナウイルスとの戦いに関する思いをぜひお聞かせください。Eメールはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号 中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いします。皆さんからのお便りをお待ちしております。

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10月29日放送分
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王小燕