【観察眼】ピンチをチャンスに 中日は今こそ医療協力の強化を

2020-02-20 13:12  CRI

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 ここ数日、中国国内の新型肺炎との戦いにおいて、いくつかの重要な出来事があった。一つ目は、新型コロナウイルスに感染し回復した患者の体内に抗体ができ、この抗体を含む血漿を利用した血液製剤が、新型肺炎を治療する最も効果的な手段になると専門家が発表したこと。二つ目は、2月3日から15日間連続で、感染患者の一日の増加数が減少したこと。三つ目は18日、この日に完治した患者の数が、新たに確認された感染患者の数を初めて上回ったことだ。いずれも、新型肺炎との戦いにおいて、世界に希望を与える朗報である。

 一方でいま、日本にも注目が集まっている。先立っては官民が共に中国への積極的な支援を行ったことで、中国の特にネット上では「日本」がひときわ目立つキーワードとなっていた。それが今度は「感染拡大」を理由に注目されている。日本の厚生労働省の発表によれば、18日までに日本における感染者は615人となった。中でもクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の動向は、中国国内でも非常に高い関心が寄せられ、連日報道されている。

 日本の状況について、外交部の耿爽報道官は記者会見で、「中国は日本国内の新型肺炎の状況を把握している。できる限りの支援をしていきたい」と表明するとともに、「日本側とは情報と経験を共有する方針だ。双方は具体的な作業に着手している」と明らかにした。

 今回の「新型肺炎」という災害を通して強い絆を確かめ合った両国には、現在の危機をチャンスへと変えられるだけの基礎がある。両国でワクチン開発が急ピッチで進められ、中国ではすでに患者に投与する臨床実験が行われ、日本でも治療薬の治験を進める方針が発表された。両国の関係者が協力できる環境がさらに整えば、研究開発にもさらなるプラスの効果をもたらすことが期待できる。日本にも中国にも、「災い転じて福と為す」という言葉と考え方が根付いている。せめて両国の医療協力が、全世界にとっての「福」と呼べる成果をできるだけ多く、早期に獲得できることを願いたい。(CRI日本語部論説員)

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