北京
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日本の大分県大分市が27日、湖北省武漢市に宛ててマスク3万枚を発送しました。
大分市は、友好都市である武漢市が新型コロナウイルスによる肺炎の影響でマスク不足に陥っている状況を受けて、24日に支援策を定め、武漢側と連絡を取った上で、27日に26箱・計3万枚のマスクを調達して発送しました。梱包したダンボール箱には「武漢加油(武漢頑張れ)!」というメッセージが貼られています。
大分市文化国際課の衛藤祐一課長は「今後も武漢との連絡を密に取りながら、支援を提供していきたい」との考えを示しました。
大分市と武漢市はいずれも製鉄業で栄えた都市であるという共通点を持っており、1979年に友好都市関係を締結しました。大分市では今年、武漢市との友好都市締結40周年記念事業として、2月8日にグルメイベント「武漢点心屋台村~中国武漢市の美食満載!!~」が、3月26日には武漢市長が率いる友好訪問団を招いての「大分市-武漢市友好都市締結40周年記念式典」が実施される予定でしたが、いずれも新型肺炎の影響を受けて延期が発表されています。
延期の決定について、大分市の佐藤市長は28日の定例会見で、「残念だが、今はイベントよりも(感染症の)終息宣言が優先されるべき」とした上で、「大事な友好関係なので、終息したら速やかに実施したい」と示しました。(Lin、謙)