北京
PM2.577
23/19
二十四節気「大寒」
今年の1月20日は「大寒」です。「大寒」は二十四節気の24番目、冬に入ってから6番目の節気です。この頃は、国内ではほとんどの地域が真冬に入り、北からの寒気団が頻繁に南部まで襲います。全国的に多くの地域では風が強い、気温が低い、地面に雪が積もるという寒い天気が続きます。
中国では春節を迎えると新しい一年が始まります。旧暦では春節までの1カ月は「臘月」と呼ばれます。農家の人々は農閑期に入っていますが、春節の準備をするため、この時期は忙しくなります。
大寒から春節までの伝統的な風習として、もち米のご飯やお粥を食べる、宴席を開いてお酒を飲む、大掃除をする、供え物として饅頭を蒸す、急いで結婚する、スーパーやデパート(農村部は市場)に行って春節用品を購入する、散髪と入浴、お墓参りをするなどがあります。
漢方の面では、冬の3カ月は「陽」の気を体内に保ち外に漏らさない、精神面をできるだけ安らかにする、羊肉などを食べて体を元気にすることが大切とされています。
詳しい情報については、是非、この時間の番組をお聞きください。(まとめ:任春生)