北京
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二十四節気「小寒」
今年の1月6日は「小寒」です。「小寒」は二十四節気の23番目、冬に入ってから5番目の節気です。小寒以降は、冬の一番寒い時期を迎えることになります。この頃は、国内ではほとんどの地域が真冬に入り、土壌や川などが凍り、北からの寒気団が南下して、南方地域でも寒い日が続きます。
小寒を迎えてからは、日に日に春節に近づきます。人々は、春聯(対句)を描いたり、切り紙を作ったりするほか、スーパー、デパートや市場などに行って、年画(旧正月に扉や壁に貼り付ける縁起のいい伝統的絵画)、ランタン、爆竹などを購入して、春節を祝う準備をします。
この時期の飲食では、羊肉のしゃぶしゃぶ(火鍋)、甘栗、焼き芋などを食べる習慣があります。特に、漢方の面から見ると、肉類を食材にしたスープが人気です。また、地域の特色として、南京では市民は青梗菜、豚肉の漬物(咸肉、中華ソーセージ)をもち米にいれて炊いたご飯(菜飯)を食べます。広東省では、炊き上がったもち米に細かくした熟成の薫製豚肉や落花生、葱などを入れて混ぜてから食べます。
詳しい情報については、是非、この時間の番組をお聞きください。(まとめ:任春生)