北京
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中国八大料理・浙江省料理(後編)
浙江省料理には「清・香・嫩・爽・鮮」という特徴があります。地方によって、寧波、杭州、紹興、温州という4つの流派に分かれます。
寧波は沿海部にあって海の幸を使うため、多くの海鮮料理があります。料理の特徴は、咸(塩味)、鮮、臭(発酵)で、蒸す、醤油で煮るという調理法がよくみられます。
紹興料理は川の魚介類や鶏、鴨などの家禽類を食材としてよく使用し、柔らかいのが特徴です。
杭州料理は歴史が長く、爆、炒、烩、炸(揚げる)という調理法がよく使われています。
温州は浙江省南部の沿海部にあり、言語、風習、さらに飲食文化も含めて独特な一面をもっています。食材は海の魚介類がよく使用されるため、あっさりとした味です。調理法としては油や片栗粉を少量使う、食材をきれいに加工するという特徴があります。
今日の番組では、浙江省料理の代表的な料理として、西湖醋魚、東坡肉、西湖蒓菜湯、干炸响鈴、宋嫂魚羮、叫花鶏をご紹介します。是非、お聞きください。(まとめ:任春生)