北京
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世界的に活躍する日本人音楽家・坂本龍一の半生を描くドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』(2017)が『坂本龍一:終曲』の中国題で、この16日から中国で一般公開されています。
アメリカ人監督のスティーブン・ノムラ・シブルがメガホンを取り、5年間にわたる密着取材を行って、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)時代から最新作の制作に至るまでの坂本龍一の音楽人生を緻密に描いています。
「教授」の愛称で親しまれる坂本龍一は、『戦場のメリークリスマス』や『ラストエンペラー』などの映画音楽で中国でも非常に高い知名度を誇ります。
この作品では音楽活動以外にも、がんと診断された後の闘病生活や、北極圏やアフリカへの旅などの内容も盛り込まれています。日本での劇場公開は2017年11月で、それ以降はアメリカ、ヨーロッパなど世界各地で劇場公開を続けており、第74回ヴェネチア国際映画祭にも正式出品されています。
中国版スペシャルポスター
このたび、中国公開に合わせて、中国版スペシャルポスターも発表され、「中国キャンペーン大使」には新進気鋭のシンガーソングライター、陳思鍵(オド=チェン・スージェン)と新人歌手の黄子弘凡(ラーズ=ホァンズィーホンファン)が選ばれています。(ミン・イヒョウ 謙)