北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の「央視頻」が4K生中継映像に基づいて出品した映画「新中国成立70周年記念式典~国民の盾、平和の力」は16日、東京のユナイテッドシネマアクアシティお台場でプレミア上映を行いました。日本各界の観衆と華僑ら200人余りが出席しました。
プレミア上映で挨拶に立った駐日中国大使館の張梅報道官(広報部参事官)は、「日本の映画スクリーンを通じ、CMGの高品質の制作技術により、新中国成立70周年の歴史的なシーンをもう一度振り返ることができたことを心から嬉しく、また誇りに思う。こうした中国のコンテンツがより多く、より良く全世界に発信されることを願う」と話しました。
上映会の後、来場者の木本公敏さんは「新中国成立70周年祝賀活動の雄大な画面を臨場感をもって見ることができ、素晴らしかった」と振り返り、鎌倉市から駆け付けた中国生まれの丸山巌さん(84歳)は、習主席が記念式典で行った談話を高く評価し、「中国は列強に分割された国から今日のような栄えた国になるまで、その間に収めた大きな成果に敬意を表する」と語りました。華僑の徐金麗さんは興奮冷めやらぬ表情で、「中国の発展の成果を誇りに思う」と感想を述べました。上映会では、迫力ある高画質の画面に映画館内では、大きな拍手が何度も沸き起こりました。
この映画はCMGが新中国成立70周年にあたる10月1日に、4K映像で行った試みでした。この日、中国10あまりの都市にある70カ所の映画館では、衛星中継による 4K高画質信号が導入され、新中国成立70周年記念式典と閲兵式の様子がリアルタイムで中継され、「生中継映画」という斬新な映画の形もこれにより確立されました。この試みはCMGによる「5G+4K/8K+AI」戦略の一環でもあります。
なお、「新中国成立70周年記念式典~国民の盾、平和の力」はこれまでに43種類の言語に吹き替えられ、カンボジア、ギリシャ、ニュージーランドなど10あまりの国で上映されてきました。(雲、Yan)