北京
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中国国際青年交流センター、日本友愛協会、中国共産主義青年団北京市委員会の共催による第6回「友愛国際写真コンクール」の授賞式が12月11日、北京市内の二十一世紀飯店で開催されました。
このイベントは2014年から実施されており、「友愛・平和・グリーン・人と自然」をテーマに、撮影という芸術形式を通じて各国の青年に向けグリーン・平和・友愛の精神を提唱しています。また、中日および世界の青年たちの相互理解・交流・協力の促進を呼びかけています。
第6回「友愛国際写真コンクール」では、2019年6月に作品を募集し始め、世界中から約1万点の作品が寄せられました。審査の結果、入賞したのは一等賞が1人、二等賞3人、三等賞5人、優秀賞17人でした。このほか、特別に友愛賞として2枠、さらにインターネット人気賞なども設けられました。
日本友愛協会理事長を務める日本の鳩山由紀夫元首相も、この授賞式に出席しました。鳩山元首相はインタビューを受け、中日交流の意義について「民間の交流では大人たちだけではなく、若い世代が交流を深めて信頼関係を向上させることが、世代を超えて、今後長期的に日中関係がよくなるきっかけだと思います。非常に重要なことではないでしょうか」と述べました。
また、今年は中日青少年交流推進年にあたります。鳩山元首相は「青少年の皆さんが未来への希望です。過去の歴史をしっかり学んで、特に日本側に反省するところがあれば反省して、そしてそれを乗り越えて、新しい若い人たちの時代を作っていただきたい。つまり、歴史をしっかり見つめる勇気がもっとほしいのです。自分の目で見て、自分の心で感じていただきたい」と期待を示しました。
優秀賞作品「嵐山の竹林」
優秀賞作品の「嵐山の竹林」を制作した冷氷澈さんは、「このようなイベントは写真の若い愛好者の交流を強く促します。互いに学び合えます」と述べました。「嵐山の竹林」は、冷さんが京都へ旅行した時に、自然の美しさに魅了されて撮影した作品だそうです。(取材:とんとん、馬玥)
一等賞「伴飛」
友愛賞「ご挨拶」