北京
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会場の様子
中国のハワイと言われる海南省三亜市で現在、第2回海南島国際映画祭が開催されています。様々な関連イベントの中でも、最も特徴的なのが、砂浜に設置された野外シアターでの夜の名作上映会です。
この野外上映会は、三亜市が誇る美しい海を生かす催しとして、昨年の第1回映画祭から始まったものです。冬の人気観光地である三亜市では、12月になると大勢の観光客が海辺へ遊びに訪れますが、映画祭の期間中は夜もビーチを楽しめるということで好評を博しています。
天津から訪れた宋さん
天津から旅行で来ていた宋さんは「綺麗な海を見ることが目的でしたが、まさかここで映画を見られるとは。これまでにない体験ができて最高の気分です。この素晴らしい映画祭が、より多くの注目を集めて欲しい」とコメントしました。
また、三亜市に暮らす李さんは「ビーチで夜に映画が上映されると聞きつけて、早速やって来ました」と話しました。映画祭は、地元の人々にとっても毎年の楽しみになりつつあります。
三亜市民の李さん
このイベント「沙灘放映(ビーチでの上映会)」は中国で唯一の砂浜での野外上映会で、誰でも無料で鑑賞できます。今年は、『ショーシャンクの空に』や『シャル・ウィ・ダンス?』といった名作映画が毎晩日替わりで上映されています。
なお、第2回海南島国際映画祭は12月8日まで開催されます。(取材:とんとん、高宇)