北京
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二十四節気「大雪」
今年の12月7日は「大雪」です。「大雪」は二十四節気の21番目、冬に入ってから三番目の節気です。「大雪」は気候の特徴を示すものであり、必ずしも天気の大雪とは一致しません。「大雪」を迎えると気温が更に下がり、北方地域では日中でも最高気温が氷点下近くになります。また、降水量は徐々に増えていきます。
この時期の江蘇省や浙江省などでは、肉を塩水に漬ける習慣があります。例えば、南京などでは二十四節気の「小雪」に、セリホン(雪里紅、カラシナの一種)や白菜、大根などの野菜を漬物にしますが、「大雪」には豚肉や鶏、鴨などの肉を塩水に漬けます。
体調面からみると「大雪」の頃は、日照時間が更に短くなって夜は昼間より時間が長くなり、室外は寒いため、精神的に気持ちが落ち込みやすくなります。また、まもなく年末を迎えることから仕事や生活のストレスも溜まりやすくなります。
中国の漢方医学では、「陰陽」のバランスを取るという角度から体内の気を整えることがとても大切です。また、日光浴、散歩、ジョギングなどの運動を通して気持ちを安らかな状態にして、身体や精神の健康を維持します。詳しくは是非、この時間の番組をお聞きください。(まとめ:任春生)