北京
PM2.577
23/19
中日両国の大学生500人が参加する交流大会が29日、東京で行われました。本イベントは中日青少年交流推進年の一環として開催されたもので、中国人大学生約300人と日本人大学生約200人が相手国から感じ取った魅力を伝え合い、充実した交流が行われました。
開催元の日中友好会館の宮本雄二会長代行(元駐中国大使)が挨拶に立ち、「何の偏見と固定観念もなく、率直で広い気持ちでお互いに相手を見てほしい。この機会を利用して、皆さんが考えていた日本と中国の違う一面を見出せるのではないか」と期待を寄せました。
中国駐日本国大使館の楊宇公使級参事官は式辞で、「青少年は国と民族の希望で、中日関係の未来を担っている」と話したうえで、王毅国務委員兼外交部長と茂木敏充外相が先頃、中日ハイレベル人的・文化交流対話第1回会議を共同主催し、8項目の重要な共通認識に達したことに触れ、「中日間の青少年交流の強化と、相互の修学旅行の回復と拡大もその重要な内容であった。本日の大学生交流は時宜の得たもので、重要な意義がある」と述べました。
交流会では、中日の大学生たちは写真、または写真をテーマにしたキーワードやフレーズを通して、現地訪問で感じた相手国の魅力について語り合いました。これらの“新”発見で、両国の青少年の相互理解と友情の増進につながることが期待されています。(洋、Yan)