北京
PM2.577
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1時間目 中国八大料理の徽菜(安徽料理)
徽菜(安徽料理)は中国の伝統的な八大料理の1つで、今の安徽省の南部(徽州)で生まれました。徽商(安徽省出身の商人)の運命とともに繁栄、衰退を繰り返しました。近年は安徽料理が再び脚光を浴び、北京や上海などの大都市で人気を呼んでいます。
安徽料理の特徴には、次の4点があります。1つ目は「新鮮な食材を使うこと」、2つ目は「火加減が大事なこと」、3つ目は「煮物、薫製などの料理が特徴的こと」、4つ目は「『医食同源』。食事によって体の機能を調整すること」です。
明代の末期から清代の中末期は徽商グループの実力が一番強い時期でした。この時代にあった10の商人グループのトップを占め、安徽商人の事業拡大とともに、安徽省の料理店や安徽省の料理人は全国各地に進出しました。これらの料理人はそれぞれの地域に入って、現地の料理技術や知識を吸収して、安徽料理を改良してきました。詳しい内容は番組をお聞きください。
2時間目 安徽省績渓県の観光スポットとグルメ
績渓県は安徽省の南部にあり、古代徽州6つの県の1つでした。今は宣城市の管轄下に置かれています。ここは徽州文化の発祥地で、安徽料理のふるさとでもあります。黄山山脈と西天目山山脈が繋がっている地域にあり、世界遺産に登録された黄山市の北にあります。績渓県の面積1126平方キロ、人口は約16万人(2017年現在)。
この時間は、績渓県を代表する観光地の龍川風景名勝区、徽杭古道(安徽省と杭州を結ぶ古代の道路)をご紹介します。また、地元グルメの「績渓一品鍋」と「績渓臭鱖魚」も取り上げますよ。ぜひお聞き逃しのないように!(まとめ:任春生)