北京
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『あん』(2015)や『光』(2017)で知られる河瀬直美監督と『長江哀歌』(2006)や『罪の手ざわり』(2013)などの賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、中国の鵬飛(ポンフェイ)監督がメガホンを取る新作『再会の奈良(中国題:又見奈良)』が2020年に一般公開されることがわかりました。
なら国際映画祭のプロデュースによるナラティブ(NARAtive)プロジェクトとして制作される本作は、今年11月3日に奈良県御所市でクランクインしたもので、中国人の母親が日本で残留孤児の日本人養女を探す物語です。奈良を舞台に中国人と日本人との交流をユーモアたっぷりに描いており、撮影は全編日本で行われる予定です。
鵬飛(ポンフェイ)監督は中国の新鋭監督の一人で、その代表作『ライスフラワーの香り(原題:米花之味)』(2017)が第74回ベネツィア国際映画祭や初開催の平遥国際映画祭、なら国際映画祭などに出品され、好評を博しています。
なお、音楽は『座頭市』や『アウトレイジ 最終章』など北野武作品で映画音楽を手がけてきた日本人ミュージシャンの鈴木慶一が担当。(ミン・イヒョウ 謙)