北京
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1時間目 直撃!中国初の全国日本語アフレコ大会を現場取材(上)
担当:王小燕、斉鵬
先週の土曜日(16日)、安徽省の合肥で中国初の「全国日本語アフレコ大会」が開かれました。インターネットの普及に伴うコンテンツの多様化で、語学の習い方に今、大きな変化が生じました。北京外国語大学日本語学院がこのような時代の変化を背景に、それまでに学生たちがサークル活動として自主的に行なっていた「アフレコ」に着目し、意欲的に企画したそうです。
SNSで募集を呼び掛けたところ、3カ月で約100大学から応募作品532点が集まり、一次審査の結果、ニュース部門13人、ドラマ・アニメ部門17組が合肥で開催される決勝戦に勝ち進みました。選手たちは、決勝当日の3日前に課題として提供された音源(映像)に合わせて、日本語のセリフの流暢さ、画面との同調性、表現力などを競い合いました。
今回は大会の様子と選手たちの思いを取材しました。中国の日本語教育の現場で起きていることに迫ります。
2時間目 ブルースにほれ込んだ中国人の若者<ブルースin中国>~ミュージシャン・虎子さんに聞く(下)
聞き手:王小燕、梅田
ブルースにゾッコンの虎子さんのインタビューの3回目です。先週の番組は、虎子さんが8年間務めた商社の仕事を辞めて、アメリカにあるブルースの発祥の地へと向かい、聖地巡礼の旅をした時の見聞を中心にお送りしました。今週は虎子さんがこの夏、シカゴ・ブルース殿堂入りを果たしたブルース・ピアニストの有吉須美人さんの中国ツアーでの見聞、中でもとりわけ甘粛省民勤県で開かれた「砂漠ジャズフェスティバル」に参加した時の様子、そして、今の中国のブルースシーンを伺います。
7月末、甘粛省武威市で開かれた「2019民勤砂漠国際ジャズフェスティバル」の会場(撮影:虎子)
2019民勤砂漠国際ジャズフェスティバルでのステージ(写真:フェス主催側提供)
2019年7月、広東省広州市・Jz Club広州でのライブ終了後の記念撮影(撮影:陳介従)
ところで、虎子さんは3年前に上海から拠点を北京に移した後、今は音楽仲間と共にブルースバンド「Double Beat」を結成し、ミュージシャンとしても活躍しています。中国国内において、唯一の女性ボーカルのブルースバンドとしても知られています。虎子さんたちのオリジナルソングもライブ版でお聞きいただきます。ぜひお聴き逃しのないように。
【プロフィール】
虎子(ショウ・フー)さん
1987年遼寧省営口市生まれ。大連外国語学院中退。キャノン杯日本語弁論大会で優勝。上海に拠点を置く日本の総合商社で8年間勤務した後に、辞職して北京に移る。現在はブルースを広めるための活動を中心に活躍。
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