北京
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第2回中国国際輸入博覧会が、まさに熱気を帯びて開催中だ。全世界からの出展者は、この輸入博というプラットフォームで自らの最も新しく、最も素晴らしく、最も競争力ある産品や製品を展示し、中国市場に参入しようと全力で取り組んでいる。
中国市場の魅力とは第一に、巨大な消費需要だ。中国は現在、全世界の120以上の国と地域にとっての最大の貿易パートナーだ。中国の今年1-9月の輸入総額は10兆4300億元に達している。
しっかりとした「ハード」が存在することも中国市場の魅力の一つだ。数十年の発展を経て、中国では整備されたインフラ施設と強大な物流網が形成された。全世界からの商品やサービスが中国各地にスムーズに届けられるようになり、企業にとってのコストが低減された。
中国の更にもう一つの魅力とは、ビジネス環境という「ソフト」が絶えず改善されていることに由来する。世界銀行が発表した最新の「ビジネス環境の現状2020」は、中国の順位を15位も大幅に引き上げた。このことは、中国の開放拡大の継続が投資や貿易の利便化レベルを引き上げたと肯定している。
また、中国は現在、科学技術のイノベーションにより質の高い発展をけん引することに尽力している。これにより、中国市場は更に力強いイノベーションの魅力を発するようになった。インターネットやビッグデータ、人工知能などの新技術や新業態と実体経済が深く融合し、豊富な応用場面と強大なイノベーション資源を持つようになった中国にますます多くの国が引きつけられ、中国で新製品の研究開発や実証研究を行うようになった。
計画によれば、今後15年内に中国の商品輸入は30兆ドル、サービス輸入は10兆ドルを突破する。更に開放されイノベーションを続ける「中国市場」が、全世界に更に大きなビジネスチャンスと利益の配分をもたらし、世界経済の成長に強力な力を注いでいくことは間違いない。(CRI論説員)