北京
PM2.577
23/19
パンダといえば白と黒なのが一般的ですが、皆さんは灰色のパンダを見たことがありますか。四川省では、ある灰色のパンダが特別な養子縁組を結びました。
今年6月、四川省成都で生まれたメスのパンダ「績笑(ジーシャオ)」は、灰色の毛なみで、多くのファンを集めています。
まだ母親がわりの飼育員の手を離れられない「績笑」ですが、新たな育ての親が決まりました。今回の養子縁組は、パンダの繁殖プログラムを進める寄付制度を活用したもので、新しい親になったのはヘルスケア製品を手がけている会社「江中食療」です。22日に養子縁組証明書の授与式が行われました。
生後3ヵ月で一般公開された「績笑」は、寝ることが大好きで、食事の最中でさえ寝てしまう、愛くるしい寝姿で話題を呼んでいます。食品会社との養子縁組、「績笑」は今後、食事の心配なく、幸せな生活を送るでしょう。
世界で飼育されているパンダは、去年11月の時点で548頭です。野生のパンダは主に四川省と陝西省に生息しており、その数は2000頭未満とされています。(Lin、森)