貴州省貴陽市、ビッグデータで経済成長進む

中国国際ビッグデータ産業博覧会開幕式の現場 撮影 謝詩佳

中国国際ビッグデータ産業博覧会メイン会場の国際生態会議センター 撮影：楊雲

国連開発計画中国駐在事務所のDevanand Ramiah代表 撮影 周文進

博覧会に登場したロボットのIちゃん 撮影 謝詩佳

VR体験が大人気 撮影 謝詩佳

　貴州省貴陽市は、ビッグデータの発展や高速鉄道の開通に伴い、国家級ビッグデータ産業発展のチャンスを掴んでいます。巨大な産業の力を集め、急速に実力をつけてデータ経済を飛躍的に伸ばし、世界の注目を浴びています。

　貴陽市内のビッグデータ関連企業数は5000社を超え、金融、物流、観光、貧困対策なども手がけており、産業チェーンはますます豊かになっています。

　これら市内のビッグデータ業界の去年の売上高は、前の年より22.4％増えて1000億元を超え、またビッグデータを代表とする新たな力による市の経済成長への貢献度は21％に達しています。

　また市内で今年5月に中国ビッグデータ産業博覧会が行われ、59の国や地域から448社が出展しました。ビッグデータは全世界に注目され、貴陽市の国際化のシンボルにもなっています。（殷、森）