北京
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来月5日から10日にかけて、上海で第2回中国国際輸入博覧会が行われます。
主賓国の一つであるフランスは、去年の第1回博覧会で、航空、製薬、農産物、食品、工業製造、化粧品などの業界からあわせて69社を出展しました。
これについて、フランスの中国大使館経済商務処の高元元公使参事官は「フランスは取引額がヨーロッパで2番目に多く、去年の出展面積は1万平方メートルを超え、取引額は15億5000万ドルに上った」と説明しました。その上で、「前回は政府や社会各界の注目を集めた。政府だけでなく企業も輸入博をもっとよく知りたいと願っている」と述べました。
今回の輸入博は、展示面積が去年の30万平方メートルから33万平方メートルに拡大し、170以上の国、地域、国際組織から3000社以上が出展予定で、世界各地のバイヤー40万人以上が参加を申し込んでいます。また、出展社の中で世界トップ500に数えられる企業の数は前回を上回り、参加者や訪問者の数も前回を上回りそうです。
今回のフランス企業の出展について高参事官は、「出展社数は77社、出展面積は1万2000平方メートルの予定で、企業の数も契約金額も去年を超えるだろう。特にLVMH、KERINGなど世界的な企業も参加し、ルイ・ヴィトン、ディオール、ブルガリ、グッチなど有名ブランドも出展予定である」と述べました。
なお、フランスのマクロン大統領は習近平国家主席と電話会談した際に、今回の輸入博を積極的に支持すると示し、近々中国を公式訪問する際に会場で行われるイベントに参加する予定と表明しました。(雲、森)