北京
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北京国際園芸博覧会の閉会式が9日夜、北京の北西郊外にある延慶で行われました。李克強総理が出席し、挨拶を行いました。その中で、李総理は「北京国際園芸博覧会は史上最多の参加国・地域を引き付けて開催され、異なった文明が学び合うグリーンの大会となった。文明の交流、人々の心での相互理解、グリーン協力を促進した」と指摘しました。
162日間にわたって開かれた北京国際園芸博覧会には世界110の国や国際組織、120余りの非公式の参加者が出展し、約3300回のイベントが行われ、内外から900万人余りの来場を引き付けました。
李総理はまた、「21世紀に入ってから、世界の緑化面積が5%増え、その四分の1は中国が貢献したものだ。中国は依然として世界最大の発展途上国であり、今後も引き続き経済建設を中心に、発展を問題解決する上での基礎とカギに据えていく。改革開放の中で、高い質の発展を推進すると同時に、高いレベルでの生態環境を保護していく」と強調しました。
さらに、「中国は気候変動に対応するパリ協定を積極的履行し、可能な限り、発展途上国によるグリーン経済の発展、持続可能な発展の実現に協力していく」と述べました。
閉会式には、アゼルバイジャンやカンボジア、キルギスタン、パキスタン、ソロモン諸島など5カ国の指導者や政府要人、博覧会国際展覧局、国際園芸家協会(AIPH)の責任者らが出席しました。(藍、Yan)