<北京国際園芸博>「昇る地平線」をデザイン理念とする植物館

2019-10-05 18:05  CRI

 2019北京国際園芸博覧会(園芸博)の閉幕(7日)を控え、大勢の観光客が国慶節の大型連休を利用して園内を訪れています。各パビリオンの中で、2万本以上の植物を展示している植物館が人気スポットの一つとなっています。

图片默认标题_fororder_1

 植物館は敷地面積は9660平方メートルで、「昇る地平線」をデザインの理念としています。外側を覆う3156本の金属製パイプが、植物の根を真似た造型となっており、地平線の下に隠れている植物の複雑な根系を表現しています。

图片默认标题_fororder_2
広さ880平方メートルのデジタル展示エリア

 植物館は3階建てで、1階にはデジタル展示エリアと園芸博園内唯一の温室があります。温室は広さ2850平方メートルで、温度は25℃から30℃まで、湿度は80%前後を保っています。中には600種類以上の珍しい植物2万本余りが植えられています。マングローブ、ワラビ、棕櫚、多肉植物、食虫植物、コケ植物などの展示を通じて、種の多様性や植物間の協力・競争・絞め殺しなどを紹介しています。

图片默认标题_fororder_3
マングローブの代表的な植物ヤエヤマヒルギ

图片默认标题_fororder_4
絞め殺しの木

图片默认标题_fororder_5.JPG
アンチアリス·トクシカリア。有毒植物として有名で、樹液を矢毒として用いられていることで知られている

图片默认标题_fororder_6
トックリキワタ

图片默认标题_fororder_7
ユスラヤシ

 2階は多目的ホールで、植物に関する展覧会、フォーラムなどが行われる場所です。3階は植物館の建設に関する展示が行われています。

图片默认标题_fororder_8
インスタレーション作品「モーリーと家族」。高さ10メートル、重さ10トン

 屋上にはエコ木材とステンレス鋼で造られたインスタレーション作品「モーリーと家族」が設置され、多くの来場者を引き付けています。エコ木材は「モラベ」というフィリピン原産の樹木のスクラップで作られたものです。「モラべ」は耐久性と強度に優れているため、20世紀には過剰伐採され、絶滅の危機に瀕していました。この作品には、人間と自然との関係を考えるよう呼びかける思いが込められているということです。(取材:李陽)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
佟同