北京
PM2.577
23/19
「チャイナフェスティバル2019」のテープカット
在日本中国大使館とチャイナフェスティバル2019実行委員会が共催する「チャイナフェスティバル2019」が21日と22日、東京の代々木公園で行われています。4年連続の開催となるこのイベントは、中国を体感できる日本国内最大の交流の祭典として、両国民により広い範囲の交流を実現させ、相互理解を深めるプラットフォームを提供していくことを趣旨としています。
21日午前、「チャイナフェスティバル2019」の開幕式が代々木公園で行われました。孔鉉佑駐日中国大使やチャイナフェスティバル2019実行委員会最高顧問を務める福田康夫元首相、中国公共外交協会の呉海龍会長、公明党の山口那津男代表、さらには歌手のアグネス・チャン(陳美齢)さん、alanさん、山田菜々さんなど両国の政治界や芸能界の人たちも出席しました。
孔大使は、挨拶の中で「国の間の交流は国民が親しくなることにある。チャイナフェスティバルを開催する目的は、人々に近い距離で中国を知ってもらい、中日の民間交流を行うプラットフォームを提供していくことにある」と示しました。
孔大使は、また「今年は中華人民共和国成立70周年で、日本も『令和』の時代に入り、中日両国と中日関係は共に新たな発展のチャンスを迎えている。『チャイナフェスティバル2019』が必ずや中日の民間友好交流を力強く促し、両国の国民が交流の中で理解を深め、友情を発展させることを後押し、さらには中日関係に新たな活力とプラスのエネルギーを注入するものと確信している」と述べました。
今年のイベントでは日常味わうことができない数々の中国の芸能や芸術、食、観光、経済、パフォーマンスなど、様々な中国文化が紹介されています。会場には85のブースが設けられ、15万人の来場者を見込んでいるということです。
また、チャイナフェスティバル2019実行委員会最高顧問を務める福田康夫元首相は、挨拶の中で「このチャイナフェスティバルは、人と人の交わりや文化交流の一環であり、その実行はとても意味の深いものだと思う。文化交流は国と国の付き合いの基礎で、『外交』という難しい言葉もあるが、民間では常にお互いに楽しく、親しく付き合っていく関係でありたいと思っている」と述べました。
さらに、日本を訪問している中国公共外交協会の呉海龍会長も開幕式に出席し、挨拶に立ちました。呉会長は「中日友好の基礎は民間にあり、未来は若者にある。両国の民間交流、特に青少年間の交流は両国関係が前に進み、発展していく重要な力と絆である。特に日本の若者たちには中国を訪ねて各地を回り、自らの目で中国を見てほしい」と述べました。
中日青少年交流推進年の一環のイベントである「チャイナフェスティバル2019」では、中日交流のホットラインが設置されました。代々木公園を訪れた日本の若者たちは、インターネットを通じて、上海総領事館が推薦する中国の若者と語り合うことができます。対話に参加した日本の若者は、記者のインタビューに対して、「中国の学生の生活や好きな中国料理、中国の服装のファションなど、色んな話題について話し合った」と述べ、「このチャイナフェスティバルを通して、中国と日本の友好がもっとよくなってほしい」と今後の中日関係に期待を示しました。(記事と写真:東京支局特派員 周莉、翻訳:藍、星)
「チャイナフェスティバル2019」のマスコット「福気」
中国各地のグルメの屋台
インターネット交流に参加する日本の若者たち