北京
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1時間目 男子バスケW杯中国大会&国立長野高専第5回中国実務訓練の感想(上)
担当:王小燕、斉鵬
北京で首都国際空港(写真上は新華社通信の撮影)に続き、2つ目の国際空港となる大興国際空港がいよいよ今月末に利用開始となります。北京市中心部から南へ約50キロ離れている場所にある大興空港。市内までは、電車や高速道路が整備されていて、移動がとても便利です。来月から中国にいらっしゃる方は、大興空港のご利用もぜひ検討してみてくださいませ。
さて、今日の番組はまず、「CRI時事解説」で、「善意を解き放す良性の相互作用は多い方が良い」と題するCRI論説員の文章をご紹介します。
「旬な話題」は今月15日に閉幕したばかりの男子バスケットボールW杯中国大会にフォーカスします。中国、日本をはじめとしたアジア勢のプレーを中心に、スポーツファンの斉鵬アナが印象深かったことを教えてくれます。
上海を訪れた大矢先生(右から二人目)一行、上野さんは左から二人目
後半の「スペシャルバスケット」では、8月20日から9月2日まで、5回目の中国実務訓練として派遣されてきた国立長野工業高等専門学校の学生さんたちのインタビューをお送りします。今週と来週、2回に分けてお届けしますが、今週はまず、引率者である電子情報工学科の大矢健一准教授と3年生の上野松治郎さんの実体験した中国です。
2時間目 中日は「大規模に学び合う時代」に~経済と金融のプロ・徳地立人さんに聞く(下)
聞き手:王小燕
「新中国70周年を迎えて」のシリーズインタビュー、先週に引き続き、経済と金融のプロ・徳地立人さんにお話を伺います。
父親の仕事の関係で、少年時代から青年時代にかけて北京で過ごした徳地さん。中国に初めてやって来たのは1964年、折しも新中国成立15周年の年でした。北京の小学校に入学した徳地さんは当時、「チビちゃん」のあだ名で知られる北京放送・陳真アナウンサー(1932~2005)のインタビューを受けたそうです。「その時から数えると、今回は55年ぶりの北京放送の出演」と懐かしそうに話してくれました。
徳地さんはその後、中国の資本市場の成長を日本人でありながら内側から見つめ続け、それだけでなく“担い手”としても大勢の中国人の同僚たちと共に関わってきたという、ユニークな経歴をお持ちです。
そんな徳地さんに、今回は中国金融業の対外開放の現状、世界経済における中国経済の今、「二つの百年」という目標を持つ中国の国づくり、さらには中日両国にとっての「新時代にふさわしい両国関係」をめぐってお話を伺います。
中国と日本は現在、「大規模に学び合う時代」を迎えたという徳地さん。詳しくはぜひ番組をお聞きください。
【プロフィール】
徳地 立人 (とくち たつひと)さん
清華大学公共管理学院産業発展と環境ガバナンスセンター(CIDEG)執行理事兼研究員(リサーチフェロー)
中国石油天然气股份有限公司 社外取締役
1952年東京生まれ。1964年から1977年、北京で仕事をしていた父親と共に、一家で北京で13年間を過ごす。北京大学中国文学学科卒業、スタンフォード大学東アジア研究センターにて修士号を取得(中国経済)。
20数年日本の大和証券に勤務、主に米国、香港、北京、シンガポールなどで国際投資銀行業務に従事。2002年に、中国政府系大手コングロマリットである中国中信集団公司(CITIC Group)傘下の中信証券に副社長として入社。その後、マネージングディレクター兼投資銀行委員会主席、中信証券国際主席などを歴任し、2015年末、退任。
2009年、中国金融業界での功労が認められ、中国政府より“友誼賞”を受賞。
元国家外国専門家局諮問委員会外国専門家顧問委員。現在、トヨタ自動車、東京海上グループ、星野リゾートなど日本企業への中国関連のアドバイスも行っている。
主な著作:
『国有企業到境外上市公司』(主編)、『企業重組導論』(編集委員)など。
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