【観察眼】帰化選手にかかる期待 大衆スポーツと共に発展を

2019-09-17 14:17  CRI

图片默认标题_fororder_0917

 先週行われた 2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選の初戦で、中国代表が5対0でモルディブを下し、幸先の良いスタートを切りました。この試合では、ブラジル出身の帰化選手・艾克森(エウケソン)が初出場にして2ゴールを決めました。

 この試合の結果を受けて、フォワードの決定力不足という中国代表の弱点はすでに改善され、中国代表が再びW杯本戦に出場することももはや夢ではないと、多くのファンが期待を膨らませました。

 世界的にみれば、スポーツ選手の帰化はもう稀なことではありません。日本では、サッカーの三都主アレサンドロ選手、田中マルクス闘莉王選手、卓球の張本智和選手などの帰化選手が、いずれも国家代表の中でも抜群の実力を誇る選手です。最近は、モンゴル出身の大相撲力士である横綱白鵬も日本国籍を取得しました。選手にとっては、帰化は夢を実現するための手段に過ぎないかもしれませんが、帰化先の国にとっては、当該競技のレベルアップと大衆スポーツとしての普及につながるものとして期待がかかっています。

 サッカー中国代表の話題に戻れば、王国ブラジルの有力選手の加入は確かに国家代表のレベルアップにはつながります。しかし、それよりもプロリーグの改良を図ってユース選手の育成に力を注いだほうが、長い目で見れば王道の選択であると言えるのではないでしょうか。また、プロサッカーだけではなく、放課後の部活動や休日のレクリエーションなどにおいても、サッカーには健康を維持し、友情を育む力があります。こうした人間形成はスポーツの真髄と言えるものです。その役割を持つ大衆のサッカーが疎かになることなく、プロの世界と共に成長していくことを願いたいです。(CRI日本語部評論員)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
李轶豪