北京
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会場の様子
日本各地で少林寺拳法に励んでいるおよそ100人の「2019 Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」が北京を訪れ、中日友好協会の主催による歓迎会が26日に行われました。中日友好協会の朱丹副秘書長、日本大使館の伊藤直人参事官などが挨拶しました。
朱丹副秘書長
朱副秘書長は、「今年は中日青少年交流推進年であり、Shorinji Kempo Groupが嵩山少林寺と交流を始めてちょうど40年となる。中国で聞いたり、見たり、交流したりして、本当の中国を体験してほしい。そして帰国してから家族や友達に伝えて、中日友好の推進者、建設者になってほしい」と述べました。
伊藤直人参事官
また、伊藤参事官は、「少林寺拳法という共通言語があるので、中国の方と打ち解けるのはもっと簡単かもしれない。今後も拳法の腕を磨くと同時に、それを一つのきっかけとして、重要な隣国である中国と日本とをつなぐ架け橋として成長してほしい」と話しました。
北條菜摘さん
初めて中国を訪れた横浜市立大学2年の北條菜摘さんはインタビューで、「テレビの報道などを見て、中国にあまり良くない印象を持っていたが、実際に来てみて、中国人に対する親近感があり、とてもいい国だと思う。帰国してから、ニュースなどに惑わされないで、自分で聞いて感じたことを信じるべきだと伝えたい」と答えました。
明石玲奈さん
同じく中国初訪問の群馬大学2年生・明石玲奈さんは、「中国の同じ年齢の人がどういう価値観を持っているのかが気になる。現地の大学生と交流することをとても期待している」と言いました。
古野公大さん
中国は2回目という福岡教育大学4年の古野公大さんは、「中国の人の、学ぶということに対する意識の高さはとても印象深い。中国はキャッシュレスがすごく進んでいて、日本はそういう点で遅れていると感じた」と言いました。(取材:李陽)
記念写真