8月16日　金曜日

 1時間目 二十四節気「立秋」

　今年の「立秋」は8月8日です。立秋は二十四節気における13番目の節気で、初めての秋となる節気でもあります。立秋は秋の始まりですが、この日以降は気温が徐々に上がり、天気は爽やかになります。

　実は気候を決める際に1つの基準があります。現地の平均気温が5日間連続で22度以下になれば、本当の秋に入ることになります。中国は国土が広いため、各地で秋を迎える時期が異なります。例えば、秋が一番早く訪れる地域は東北部の黒竜江省と西北部の新疆ウイグル自治区の北部で、時期は8月中旬です。北京あたりの地域は9月初旬、揚子江一帯は9月中旬、浙江省の南部の麗水市、江西省の省都の南昌市、湖南省の衡陽市は10月初旬、広州市あたりは11月中旬、海南島の最南端の三亜市は年末年始ごろに秋を迎えます。詳しい内容については是非、この時間の番組をお聞きください。

2時間目　黒竜江省チチハル市の観光スポットとグルメ

　黒竜江省チチハル市の「チチハル」は現地の少数民族の言語で「国境」または「天然の牧場」を意味します。同市は、省都ハルビンの西にあり359キロ離れています。南は吉林省、西は内蒙古に接し、面積は42500平方キロ、2018年現在の人口は529万人です。

　この時間では、チチハル市の有名な観光スポットの扎龍国家級自然保護区、黒竜江将軍府、黒竜江督軍署、金代長城、そして現地の有名なグルメの殺豚菜、酒燜松子鶏をご紹介します。皆さん、是非、この時間の番組をお聞き逃しないように！（まとめ：任春生）