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第12回「漢語橋」世界中高生中国語コンテスト東日本予選大会 選手と審査員
第12回「漢語橋」世界中高生中国語コンテスト東日本予選大会が21日、東京都新宿区の工学院大学孔子学院で行われました。今年のテーマは「携手漢語、築夢未来(中国語で築く未来)」で、東日本地区の5つの学校から選抜された生徒11名が予選大会に参加しました。選手達はスピーチや中国知識クイズ、歌や舞踊といったパフォーマンスの披露を通して熱戦を繰り広げました。
この予選大会は工学院大学や桜美林大学など、東京の4つの大学内に設置された孔子学院、および仙台育英孔子学堂の共催によるもので、東日本で中国語を学習する中高生たちに学習の成果を披露する舞台を与え、中国語と中国文化への理解を深めてもらうことを主旨としています。
工学院大学孔子学院の高橋恵子学院長は挨拶の中で「中国語スピーチ能力はもちろん、中国文化に対する理解や知識を活用したパフォーマンスも採点の重要なポイントになっている。これは『漢語橋』中国語コンテストの特徴の1つでもある」と述べました。
また、審査に立ち会った中国語通訳者の神崎多實子さんは、中国語の授業を行う学校が増えつつあることに喜びの意を示したうえで、「中高生の中国語の学習時間はまだ比較的短い。さらにレベルアップする余地がある」との期待を示しました。
審査の結果、国際基督教大学(ICU)付属高校の村越大輝さんが一等賞に輝き、東日本地区を代表して、中国の雲南省昆明市で開催される「漢語橋」世界中高生中国語コンテスト本戦に出場することが決定しました。(怡康、謙)