北京
PM2.577
23/19
中国国際電視総公司とイタリアの公共放送RAIなどが制作した4Kクオリティのミニ・ドキュメンタリー「長安からローマへ」がRAIで放送されることになり、放映開始を発表する会見が18日、ローマで行われました。
ドキュメンタリー「長安からローマへ」の画面
このドキュメンタリーは中央広播電視総台(CMG、チャイナ・メディア・グループ)傘下の中国国際電視総公司、西安広播電視台(ラジオ・テレビ局)が約1年の時間をかけて共同制作したもので、全編を4Kクオリティで撮影しています。5分で1話、合計100話構成で、中国とイタリアの著名な学者や専門家が、シルクロードの起点である西安と終点であるローマの2都市で経済や文化、生活、都市建築、飲食など10のテーマをめぐる対話を展開しています。番組はすでにイタリア語や英語など多言語に訳されており、イタリアのほか、中国、イギリス、南アフリカ、アラブ首長国連邦などでもテレビやニューメディアで放送される予定です。
唐世鼎副社長
中国国際電視総公司の唐世鼎副社長は記者会見で、「このドキュメンタリーは、中国とイタリアの視聴者に向け、文化のルーツを探る得難い機会を提供するものとなっている。ドキュメンタリーの放送を契機に、両国メディアの友好協力の新たな歴史を切り開き、より多くの成果を実らせることができるよう期待している」と述べました。
ジェラーチ経済開発次官
イタリアのジェラーチ経済開発次官も席上、「相互理解が進むことによって、リスクやリスクに対する懸念を減らすことができれば、貿易の促進にもつながる。私は、中国との観光、文化、農業、経済貿易関係のさらなる発展を目指して、他省庁と共に取り組みを行っている」と語りました。(鵬、む)