北京
PM2.577
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1時間目 中国八大料理の川菜(四川料理)後編
近代の四川料理は、清朝末期の1840年代から新中国成立の1949年にかけて発展しました。この百年ほどの間に四川料理は、他の系統の料理から様々な要素を吸収して、清朝末期には中国四大(一説としては「八大」)料理の1つとなりました。
この長い歴史の中で、中国西部にある四川省は戦乱から離れて、農業と製造業を主として安定的に発展しました。民国時代、特に旧日本軍が中国を侵略していた時代、東部の政府機関や大学などは、四川省などの内陸部に移りました。これと同時に、政府関係者や知識人、料理人なども四川省に移動してきたため、外食産業は盛んになりました。
近代の四川料理の特徴として、食材と調味料の豊富さ、味付けの形成、外食マーケットの成熟ということが挙げられます。詳しい内容については是非、この時間の番組をお聞きください。
2時間目 四川省達州市の観光スポットとグルメ
四川省の東部にある達州市は後漢時代に県として設置されて以来、今日までに1900年の歴史があります。面積は16591平方キロ、人口は690万人(2018年現在)。
この時間では、達州市の有名な観光地として、真佛山(仏教、儒教、道教が一体となった三教聖地)、羅家埧遺跡(古代巴人遺跡と文化)をご紹介します。また、現地のグルメとして、杜仲腰花、干焼岩鯉についてもお伝えします。ぜひ、この時間の番組をお聞き逃しないように!(まとめ:任春生)