北京
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中華人民共和国駐日本国大使館(以下:中国大使館)と公益財団法人イオンワンパーセントクラブが共催する「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー」の歓迎会が9日夜、中国大使館で行われました。中日両国の高校生140人が、日本で8日間にわたる交流活動を行い、相互理解と友情を深めていくことが期待されています。
両国政府は5年間で3万人の青少年が互いに訪問するイベントを企画してきており、今年はさらに中日青少年交流推進年に定められています。日本のイオングループ傘下のイオンワンパーセントクラブは1989年に発足したもので、「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー」と題した中日高校生の交流活動は2009年のスタートから、これまで11年連続で開催されており、今年は中日青少年交流推進年の活動の一環として両国政府から指定されています。
今年の「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー」事業には、中国側は北京市、湖北省武漢市、江蘇省蘇州市の7校から70人、日本側は北海道、東京都、茨城県、愛知県、三重県の7校から70人、合わせて140人の高校生が参加しています。
今年のテーマは「経済と環境の協調的発展」です。参加生徒たちは最新技術や資源の循環利用の設備を見学するほか、中国からの高校生たちが日本の生徒たちの家にホームステイすることで、交流の機会が生まれます。
中国の高校生たちの興味は主に日本の経済発展、高齢化問題、伝統文化の継承、文化などで、一部には中国でも今まさに改革が進められているゴミの分別について、日本の制度に関心を示す生徒もいます。
中国大使館の郭燕公使は歓迎会に出席し、「中日青少年交流推進年を契機に、両国が青少年同士の交流をさらに強化し、より多くの青少年が中日友好のチームに参加するよう促すことで、両国の青少年が真の『中日友好大使』になり、中日友好事業に新たな原動力を注ぎ、新たな貢献をしていってくれることを期待している」と述べました。(藍、謙)