北京
PM2.577
23/19
中国教育国際交流協会と日本科学協会は7月1日に東京で、中日間の学術交流と相互理解を促進させ、双方の友好協力を推進するための業務協力に関する覚書に調印しました。
席上、中国教育国際交流協会の趙霊山秘書長が挨拶し、今回の調印式をきっかけに双方が交流を深め、さらなる協力を進めることで、青少年交流をはじめとする両国民の相互理解の増進につながるだろうと語りました。
また、日本科学協会の大島美恵子会長は、協力関係の構築は大変意義深いことであると評価した上で、中国教育国際交流協会に対し、図書寄贈対象大学の選定や現地調査といった形での協力を求めました。
日本科学協会は日本財団の助成により、中国へ向けた図書寄贈プロジェクトを1999年にスタートしました。日本国内の出版社、企業、大学、研究機関、および個人からの寄贈図書を分別、整備し、中国の大学や研究機関のニーズに合わせて贈っています。同プロジェクトは2018年6月までに中国の75大学等に約383万冊の図書を寄贈しました。(取材、文責:李軼豪 東京特派員)