中国のパンダ大使「A Pu Panda」が日本に上陸

「A Pu Panda」の限定版rPETエコバッグ（撮影：鐘欣）

　先ごろコンテストで選ばれた、中国初のパンダの国際イメージキャラクター「A Pu Panda」が、日本の大阪で開かれたイベント「中国アニメinジャパン」に登場し、海外デビューを果たしました。

　「A Pu Panda」は、中国五洲伝播センターと中国パンダ保護研究センターの共催による「中国パンダ国際イメージ・デザインコンテスト」で選ばれた大使で、目のくまがハート型で赤いTシャツを着て、中華文化の世界へのプロモーションに取り組んでいます。

カードに記入された日本人からのメッセージ（撮影：鐘欣）

　「エコ」と「チャリティー」をテーマとした今回のイベント会場では、周辺グッズとして限定版のｒPETエコバッグも販売され、売り上げはすべて野生パンダの生息地の保護に使われます。また、タケノコの形をしたエコ祈願カードが大変な人気を集め、日本の人々が次々とパンダへの祝福の言葉を書き込んでいました。日本の漫画翻訳者であり、日本漫画家協会理事を務める小野耕世氏は、このカードに「A Pu Panda」が飛行機に乗って世界一周する絵を描きました。これらのカードは、イベント終了後に四川省にあるパンダ保護研究センターの神樹坪基地で展示される予定です。

　「A Pu Panda」は今後、「中国パンダ 世界の新青年」をテーマとする映画・サイエンス、ボランティア、芸術などといった分野で国際交流や協力事業に参加するということです。（Lin、森）