北京
PM2.577
23/19
1時間目 CRI時評&今年世界初の双子パンダ誕生&北京のイノベーション発展
【CRI時評】
上海で13日、中国の資本市場改革の「実験田」として科創板(科学技術イノベーション・ボード)が開設されました。中国の習近平国家主席が昨年11月に上海証券取引所で、科創板の開設と試験的な登録制を実施することを宣言してから、わずか7カ月あまりでした。このことは、中国の資本市場改革における科創板の重要性を示し、資本市場の改革発展に対する中国の決意とスピードを知ることになりました。
<ライフマガジン>
話題1:トキの繁殖に新成果を
中日友好のシンボルとされるトキ、鳥の中でも「東方の宝石」と呼ばれ、20世紀半ばには絶滅の危機に瀕していました。1981年5月23日、陝西省漢中市洋県で野生のトキ7羽が発見されましたが、地球上最後の7羽ともされていました。その後、30年以上にわたる保護活動の結果、中国に生息するトキは2600羽余りにまで数を増やしています。最近、中国陝西省の銅川市耀州区にあるトキ野生復帰地では、今年の繁殖期の終了時には、新たに85羽が生まれた朗報が入りました。さらに、2013年以降、合わせて62羽のトキが放鳥されました。
話題2:今年世界初の双子パンダが誕生
四川省成都パンダ繁殖研究基地では11日に8歳の「成大(チェンダー)」が双子の姉妹を生みました。姉の名前は「成風(チェンフー)」、妹は「成浪(チェンラン)」で、今年世界で初めて生まれた双子パンダです。「風浪」姉妹の名前について、「乗風破浪会有時,直挂雲帆済滄海(李白の雑言古詩「行路難し」)“風に乗って波をかき分ける時が必ず来る。帆を高く掲げて大きな海を渡ろう”」という言葉にあるように両姉妹がたくましく成長し、わが国のパンダ保護事業も順風満帆に進んでいけるようにという願いを込めて名付けられたということです。
話題3:北京のイノベーション発展
「2019年全国イノベーションと起業ウィーク」の北京メイン会場として、中関村国家自主イノベーションモデル区展示センターが13日から19日にかけて一般市民に公開され、科学技術のイノベーション特設展などが設けられました。それによりますと、北京市では、1万人当たりの特許所有量は111.2件に達し、2015年の61.3件より80%増えて5年連続で全国一を保っているということです。これは全国平均レベルの10倍近くに当たります。
2時間目:<新時代における心の交流>(13)中国と日本のドラマ交流
初夏の6月、アジサイの満開を迎えています。「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、先月に引き続き、スペシャルシリーズ「新時代における心の交流」をお届けします。新時代における、中国と日本、中国人と日本人の友好交流にスポットを当ててご紹介しますので、ぜひ最後までお聞きください。13回目は、中国と日本のドラマ交流にクローズアップします。ぜひ最後までお聞きください。