北京
PM2.577
23/19
中国を訪問していたアジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁は28日、北京で行われた記者会見で、「一帯一路」イニシアティブについて「相互連結の促進を目的とした合理的なものである。適切なプロジェクトがあれば、ADBも参加したい」と述べました。
中尾総裁は「ADBが打ち出した構想の一部には、『一帯一路』イニシアティブと一致するものもある。適切なプロジェクトがあれば協力が可能で、各プロジェクト間の連携も強化できる」との見方を示しました。
中尾総裁は3日間の日程で中国を訪問しました。国家発展改革委員会、財政部、生態環境部などの政府機関の責任者と会談し、ADBと中国のパートナーシップを推進することを確認した上で、関連の覚書に調印しました。(鵬、謙)