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1時間目 CRI時評&アメニティグッズの提供禁止&日本人から見た中国映画
【CRI時評】
国連の発表によりますと、中国は世界第2位の分担金負担国であり、最近も国連通常予算の12.01%を納入しました。国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官も記者会見で、中国に対して、わざわざ中国語で「謝謝(シエシエ=ありがとう)」と述べました。鮮明な対比を示しているのが米国です。米国は国連の分担金が最も多い国ですが、今年1月1日の時点で、国連通常予算の分担金が3億8100万ドル、平和維持活動(PKO)分担金では7億7600万ドルが未払いのまま。米国が国連などの国際組織を軽視しており、多国間の協調メカニズムを「役に立てば利用し、立たねば捨てる」とするやり方があり、つまり、「米国優先」の覇権思想が反映されているわけだとみられています。
<ライフマガジン>
話題1:魔法の上海 ホテルでアメニティグッズの提供禁止
魔法の都と呼ばれる「魔都」の上海では、観光客にとっては、一つのビッグニュースがあります。「上海市生活ゴミ管理条例」が今年7月1日から正式に施行されます。上海市のホテルなどの宿泊施設は使い捨ての歯ブラシや櫛、髭剃(ひげそ)りを提供できなくなるということです。使い捨てのアメニティ・グッズが提供されていないと、不便なだけでなく、宿泊の質がダウンすると感じる消費者もいますが、旅行サイト・携程(City-Trip)の調査では、消費者の8割以上が提供しないことを支持する姿勢を示しています。いまの消費者がますます理性的になっていますね。自分の便利より、環境に優しいライフスタイルを好んでいるようですね。
話題2:日本人からみた中国映画
日本の観客は中国映画のことをあまり知らないようですね。日本映画製作者連盟がまとめたデータによりますと、おととしの2017年、日本で上映された中国映画は僅か8本だったということです。普通の日本人も知っているような中国映画は実に少なく、一部の映画ファンなら、陳凱歌(チェン・カイコー)や張芸謀(チャン・イーモウ)の名前を挙げられるくらいです。これには2つの原因があり、1つは日本が買い付ける海外映画が減少していること、もう1つは日本の観客は映画の質に対する要求が高いことです。
2時間目:<新時代における心の交流> (9)中国のトイレ革命
風薫る5月、うららかな春から初夏の気配も感じる、若葉まぶしい季節を迎えています。「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、先月に引き続き、スペシャルシリーズ「新時代における心の交流」をお届けします。新時代における、中国と日本、中国人と日本人の友好交流にスポットを当ててご紹介しますので、ぜひ最後までお聞きください。9回目は、中国のトイレ革命を取り上げてご紹介します。ぜひ最後までお聞きください。