北京
PM2.577
23/19
こんにちは、日本人スタッフの森です。このところこちら北京も日本も時季外れの暑さに見舞われていますが、そんな中、5月25日に交響楽団の演奏会を聞きに行きました。場所はこちらです。
北京市の中心部に近い所にある「保利劇院」=ポーリーシアターです。
北京の劇場と言えば、天安門広場近くにある「国家大劇院」が有名ですが、こちらはそれに次ぐもので、ミュージカルやバレエなども行われます。
観客席の様子です。
座席は一番上の階でしたが、その分全体が広く見渡せました。この日は一般の公演ではなく、音楽関係者のみが招待されたようですが、開演時にはほぼ満席になりました。
舞台の様子はこちらです。
演奏したのはベートーベンの第九交響曲で、中国ではもちろん年末とは関係なく演奏されます。手前右側に立っている4人は声楽担当で、うち右から2人目の男性は日本人のテノール歌手です。
今回の公演は、管弦楽団の結成19年を祝って行われたもので、チケット2枚を頂きました。
なおベートーベンの第九は、中国語では“欢乐颂”(=歓喜の歌)といい、“第九”とは言いません。
そのチケットを贈呈してくれた肖力達さん(右)です。
翻訳会社を経営している肖さんは音楽に大変造詣が深く、高校生の息子さんもトロンボーンの演奏ができます。
土曜日の夜ということで、妻と2人で鑑賞しました。
私もかつてはギターを弾くなど音楽にはたしなみがあります。ところで中国の歌謡曲は日本のカバー曲が意外と多く、日本でさほど有名でない曲が大ヒットした例もあります。以前に日本語教師をしていたころ、授業で何度もこれらカバー曲の原曲を弾き語りしました。音楽も意外と語学学習の手助けになったりします。(森 雅継)