5月24日　金曜日

1時間目　中国八大料理の魯菜（山東料理）前編　

　以前は中国には四大料理がありましたが、今は八大料理とされています。中でも「魯菜」は様々な料理ランキングで一位を占めています。山東省発の料理である魯菜は、淄博市の博山区と煙台市の福山区を発祥地としています。ほかの料理と比べて、他地域の料理の影響を受けず独自に発展してきた料理です。また歴史が最も長くて、調理法が最も難しいレシピが多い料理と言われています。

　春秋戦国時代、斉国の料理と魯国の料理は、牛、羊、豚の肉をメインに、家禽や魚介類などを食材に使うことで有名になりました。出土された前漢と後漢時代の石碑や壁画に、調理の様子が描かれたものは約40枚あります。山東省のものは20枚以上あり、漢の時代に山東省の料理はすでに有名であったことが伺えます。魯菜についての詳細情報はぜひ、この時間の番組をお聞きください。

2時間目　山東省の煙台市の観光スポットとグルメ

　煙台市は、山東半島の東北部に位置する環渤海湾地域の重要な港町で、有名な街・青島市の北部と接しています。面積は1万3745平方キロ。常駐人口は712万人（2018年）。

　この時間では、煙台の有名な観光地として、蓬莱閣、煙台山、張裕酒文化博物館をご紹介します。また、煙台のグルメとして、八仙宴、海腸炒韮菜、サラワ餃子、さらに現地の特産であるリンゴも紹介します。ぜひ、この時間の番組をお聞き逃しないように！（まとめ：任春生）