北京
PM2.577
23/19
東京都大田区 三輪 徳尋
「故事成語」のコーナーでどの言葉が紹介されるか毎回楽しみです。今回の「点滴穿石」についていろいろと調べてみると5月4日づけの中国共産党新聞の記事にも「“滴水穿石”精神(てきすいせんせき)」について書かれていました。その言葉は習近平主席が「青年幹部四忌」について話した時のもので、「貧困からの脱却」の「政務雑談」の中にその文章が収録されていました。
その中で、もつれた縄を解くように焦ってはいけない。成功を焦ること自体が失敗の危険をはらんでいる。「雨垂れ石を穿つ」という精神を賞賛し、黙々として奉仕する精神を賞賛し、幹部の意欲を提唱し、長期的な人のための下地となる仕事に着目する。最も普通の事を喜び、遺漏を拾って補充してこそ、平凡な仕事の中で非凡な成果を上げることができるとありました。
日本でもこの春から多くの新社会人が働き始めています。明日を作ってゆく新人にも「人々に奉仕するには一陣の風であってはならない。成功を焦る気持ちを持たず、人々に奉仕することが大切であり、人として鴻鵠(こうこく)の志を打ち立てねばならない」という主席の言葉を送りたいと思います。
平凡な仕事の中で非凡な成果を上げることはなかなか大変なことです。普通の仕事を細心の心配りで取り組んでいても、それが必ずしも評価につながらないこともしばしばあると思います。その中で、鴻鵠の志をもち“滴水穿石(てきすいせんせき)”の精神でコツコツと仕事をする人たちこそが、家族に安心感を与え、国を支えているのだと思います。成功を焦らず正しい意志をもった多くの若者が、国の境を越え、ともに人類運命共同体の道を歩んで、より良い社会を作ってくれることを望んでいます。
群馬県沼田市 星野 瑛太朗
すっかり春めいてい参りましたが、そちらはいかがお過ごしでしょうか?私は2006年9月12日生まれの12歳です。この放送は毎日聞いていて飽きることはありません。今回は少し大きい封筒での郵送となりました。220円も送料がかかりました。切手を見てくださると嬉しいです。毎日、22:00から聞いているのですが、今日は10分しか聞きませんでした。このぐらいしか書くことがありませんが、字が下手な手紙を最後まで読んでくれただけで嬉しいです。また、お便りを送ります。
愛知県春日井市 小笠原 広行
㊗令和元年、皆様☆こんにちは~!! 改元後、初の受信報告が貴局となりました。
このご縁を大切にして、今後共宜しくお願い致します。さて、《ラウンジトーク~三人行~》で、訪日中国人観光客の訪問地の第四位が『愛知県』と知り、職場近くで多くの皆さんをお見掛けするので、私的には納得のランキングでした。この GW 中に、妹の住む滋賀県大津市の天智天皇を祀る『近江神宮』を訪れましたが、そこで北京からいらっしゃっていた母と娘の中国人親子と会話しました。娘さんは日本語がとてもお上手で、聞けば幼い頃から日本のアニメを見て、日本語を覚えたとのこと。あお若葉(もみじ)の息吹の癒やしを感じる境内で、一緒に写真撮影を楽しみました。私の中国語は、まだまだ勉強不足ですが、こんな形の出会いに、心がウキウキして良い思い出となった一日でした。では、また~再見!!
以上のお便りを、5月22日(水)のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日のハイウェイ北京「二時間目」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday