北京
PM2.577
23/19
「千里江山図」、「清明上河図」、「遊春図」、「五牛図」、「韓熙載夜宴図」などの中国歴代名画の数々が、拡張現実(AR)技術の活用によって、誰にでも間近に鑑賞できるようになりました。
5月18日の「国際博物館の日」を迎えるに当たって、故宮博物院から初めての古画AR図書『故宮博物院蔵石渠宝笈精粹』が発行されました。同書には故宮博物院が収蔵する名画50作品が収録され、うち20作品についてAR映像が用意されており、スマホを通じた立体的な鑑賞が可能となっています。
これについて、故宮出版社の担当者は「故宮は歴史文化の宝庫だ。実際に足を運んでもらうだけでなく、出版物やイベントなどを通して、多くの人々に故宮の優れた文物や文化の魅力を体験してもらいたい。今回のAR図書の出版は意義あるイノベーションだ。これからも出版+ハイテクという発信手段を通じて、より多くの人々の中国伝統文化への興味を奮い起こしていく」と述べました。(Lin、謙)