北京
PM2.577
23/19
前号に引き続き森です。予告どおり5月12日(日)に北京市内でハーフマラソンに出走し、ここ3年間で最もいいタイムをマークしました。
まずはレースの会場周辺をご紹介しましょう。
ここは北京市東部の「通州区」で、このところ急速に再開発されている地域です。写真に見えるのは運河で、最近護岸一帯に公園やジョギングコースが設けられるなど環境整備が進んでおり、この日のレースもほぼこの運河沿いを走りました。テーマは「楽跑運河」、つまり運河を楽しく走ろうというものです。
大会は、こうした地域おこしの一環として2年前に始まり、参加選手数は数千人に達し、北京市内のハーフマラソンでは2番目の規模となっています。朝7時半ちょうど、来賓の放つピストルの号砲とともに一斉にスタートしました。
今回は、その第1回大会に次ぐ2回目の出場となりました。2年前は暑さと練習不足で1時間42分かかり、やや不本意な結果だったので、今回は1時間40分以内を目指しました。
起伏が少なく景色のいい大変走りやすいコースで、後半着実にスピードアップします。そしてボランティアの温かい声援も後押しとなり、4月の北京ハーフマラソンを約1分上回る1時間37分台でゴールできました。
ゴール地点ではスイカが振舞われました。ちなみにコース沿いには、給水所も「給スイカ所」もありました。北京郊外は意外とスイカの産地でもあったりします。
そのスイカを片手に充実感を味わいます。このあたりは道も広々と整備され、すぐ近くに地下鉄の駅もあって環境が大変いいので、写真後方に見えるようにマンションの建設が相次いでいます。
レースのリザルトは以上の通りです。ご覧の通り、今回もネガティブスプリットでした。なお順位は239位で、500位以内に入ったため大会規定により賞金100元(1元=約16円)をゲットし、足取りも軽やかに帰宅しました。ただし課税率20%です。(森 雅継)