北京
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北京国際園芸博覧会は開幕から1週間が過ぎ、メーデーの4連休では合わせて34万人が見学に訪れました。
今回の園芸博では、果物を集めた「百果園」、野菜を集めた「百蔬園」、薬草などを集めた「百草園」という特色のあるエリアが設けられています。
「百果園」は園芸博敷地の西側にあり、面積は単独のエリアとして会場内最大となる6.6ヘクタールで、12種で180品種、あわせて6000本あまりの植物が植えられています。北京市園林緑化局産業発展処の解瑩副処長は、「エコな果樹園を見事に形成している」と説明しました。
野菜類の展示エリアである「百蔬園」。野菜のみを集めた場所を設けるのは初めての試みです。面積3.6ヘクタールで、「アイデア農場、楽しい故郷」をテーマとし、野菜の過去・現在・未来について、人々の暮らしとの密接な関わりを披露しています。
「百草園」は今回の園芸博で唯一、中医薬をテーマとした場所で、「中医学を伝えてヘルシーライフを」を趣旨にしています。ここでは「薬草の園芸化、中医学の生活化」を貫き、3.2ヘクタールの園内に全国各地から集めた500種近くの薬草を植えています。園内は、伝統的な五行の思想に基づき、木、火、土、金、水の各エリアに分けられています。(殷、森)