北京
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中日友好協会の唐家璇会長は4日午後、北京の釣魚台国賓館で「日中友好7団体」の1つである日中友好議員連盟の訪中団一行と会談しました。
会談する唐家璇氏(右)と林芳正氏(左)
唐会長は冒頭で、「今年は中日双方にとって特別かつ重要な意義を持つ一年である。今年は新中国成立70周年であり、また日本の元号が変わって新たな時代に入った年でもある。中日関係は新たな歴史的交差点を迎えている。今回の日中友好議員連盟訪中団は、日本の新元号施行後に訪中した初となる日本の国会議員の代表団である。これは、日本の与野党が中日関係を重視していることの表れだ」と述べました。
また、唐会長は、「中日関係は一時風雨に遭ったが、現在は正常な軌道に戻っており、さらなる改善と発展に向かう喜ばしい勢いを見せている。両国の政界の有識者同士の交流と協力を強化することは非常に重要であり、戦略的な意義を持つ」とした上で、「中日友好協会と日中友好議員連盟は長年にわたって多種多様な交流を保ってきた。今後は各形式、各レベルの交流が行われて、ひいてはますます活発化して豊富になってほしい」との期待を示しました。
唐家璇氏(前列中央)と日中友好議員連盟訪中団との記念撮影
訪中団を率いる日中友好議員連盟の林芳正会長は、「この一年は、日中関係にとって非常に画期的な一年となった。現在の日中関係はまさに『令和』という元号のように麗しく、ハーモニー、『和』があるという状況になっている。日中双方の関係者の努力の積み重ねが今の状況につながっている」と述べました。
今回の日中友好議員連盟訪中団は4日に中国入りしました。6日までの訪問期間中に中国共産党や政府、中国人民対外友好協会の代表らとの会談が予定されています。(文と写真:斉鵬)