北京
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開幕式の様子(撮影:付鋭)
世界コウシンバラ大会2019及び第9回中国コウシンバラ展覧会が28日、河南省南陽市で開幕しました。1千万本を超えるコウシンバラが咲き誇り、18のテーマパークが一斉に公開され、米国や英国、フランスなど18の国から観光客を迎え入れます。
南陽市内で咲き誇るコウシンバラ(撮影:付鋭)
この展覧会は、南陽市で過去最大規模、最高水準の国際的な花の展覧会といわれ、期間中は「花、玉、薬」をテーマにしたイベントも行われます。南陽市は、この大会を契機にさらに開放を拡大し、協力を深めて、コウシンバラのPRや「世界コウシンバラの都市」としてのイメージアップを図ります。
オーストラリアから出展に訪れたマーティン・ビショフ氏(左)(撮影:付鋭)
オーストラリアから出展に訪れたマーティン・ビショフ氏は、「市内も開幕式の現場も、至る所でコウシンバラが満開でとてもきれいだ。パビリオンのデザインもそれぞれ特色がある。南陽は非常にきれいな町だ」と感想を述べています。
美しい南陽のコウシンバラ(撮影:付鋭)
中国の「コウシンバラのふるさと」と呼ばれる南陽市は、およそ10万人がコウシンバラ関連の業務に従業しています。栽培面積は10万ムー、年間生産高は20億元(約332億円)で、国内全域ならびに世界各地で販売されています。今回は企業の誘致活動も盛んに行われ、総額297億元に上る88件の事業提携が結ばれたとのことです。(洋、森)