北京
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習近平国家主席は28日、人民大会堂で、カザフスタンの初代大統領であるナザルバエフ氏と会談しました。
ナザルバエフ氏は、「今回は私の良き友人、古き友人である習主席との19回目の対面となった。この厚い友情を大切にしていきたい」と述べました。
79歳のナザルバエフ氏は先月、大統領を退任しました。30年間にわたって執政を続けてきたナザルバエフ氏はカザフスタン政界の「常緑樹」とも称されています。ナザルバエフ氏は中国を25回訪れており、最も多く中国を訪問した外国指導者の一人に数えられます。
会合を終えた二人は、受勲台に上がりました。習主席はナザルバエフ氏に中華人民共和国の最高栄誉を象徴する「友誼勲章」を授与しました。
中国とカザフスタンは「一帯一路」共同建設の先駆者でもあります。習主席が「一帯一路」の「一帯」に当たる「シルクロード経済体」の構築を初めて提唱したのは、2013年のカザフスタン訪問時でした。これについて今回、習主席は、「『一帯一路』共同建設の枠組み内で、初めて生産能力分野での協力を始めたのが中国とカザフスタンだった。両国の協力の成果と意義は二国間の枠組みを超え、国際社会で互恵・ウィンウィンの模範を作った」と述べました。これに対し、ナザルバエフ氏は、「カザフスタンは大国ではないが、中国は世界第二の経済体だ。『一帯一路』の枠組み内で、我々は共に道路、空港、港を建設してきた」と振り返りました。(ooeiei、謙)