北京
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呉宇森(ジョン・ウー)監督の映画『太平輪』が今年6月に、『The Crossing‐ザ・クロッシング‐PartⅠ,PartⅡ』の題で日本公開されます。
本作は、前編(『太平輪(上)』)と後編(『太平輪(下)』)からなり、中国大陸では前編が2014年12月に、後編が2015年7月にそれぞれ公開されました。
中日韓3ヵ国の豪華キャストでも話題を呼び、金城武、長沢まさみ、黒木瞳が出演しているほか、音楽は岩代太郎が手がけています。
ジョン・ウー監督がメガホンを取り、中日韓3ヵ国の映画関係者が集結した映画と言えば、日本では2008年と2009年に東宝によって配給・公開された『レッドクリフ』(原題:赤壁)が思い出されます。
『レッドクリフ』の日本での興行成績は前編が50億5000万円、後編は55億5000万円となり、いずれも中国大陸を上回りました。前後編を合わせると、日本映画史上最高の興行成績を収めた中国語映画となっています。
なお、『レッドクリフ』に次ぐ日本でのヒットが期待される『The Crossing‐ザ・クロッシング』は、PartⅠが6月7日に、PartⅡが6月14日に公開予定です。(ヒガシ、謙)