北京
PM2.577
23/19
1時間目 CRI時評&996 勤務体制&フードデリバリー依存症
【CRI時評】
イスラエルで4月9日、議会選挙が始まりました。一方で米国のトランプ大統領はしばらく前に、イスラエルのゴラン高原に対する主権を認めると宣言し、国際社会の強烈な反発を招きました。これは実のところ、イスラエルのネタニヤフ首相に対する「特大のプレゼント」でした。なぜなら、トランプ大統領の発表で、ネタニヤフ首相は選挙戦について大きな懸念がなくなったからです。それと前後してトランプ大統領は現地時間8日、米国はイランの革命防衛隊をテロ組織に指定すると発表しました。米国が一つの国家の軍隊組織をテロ組織に指定するのは、これが初めてです。この二大事件は、米国の中東戦略の転換が加速していることを示しています。そしてこの一国主義による動きは、世界の平和に危害を及ぼす衝突を巻き起こす可能性があるとみられています。
<ライフマガジン>
話題1:北京国際映画祭
皆さんは映画鑑賞が好きですか。また、中国映画が好きですか。実は今現在、第9回北京国際映画祭が北京で開催されています。今年の北京映画祭のグランプリとなる「天壇賞」には、85の国と地域から775作品の応募があり、去年の659作品よりも作品数が増えて、バリエーションも豊かになっています。応募作品から、20の国と地域から15作品がノミネートされています。一体、どの作品がグランプリの「天壇賞」を獲得できるのか、目が離せませんね。
話題2:996勤務体制
「996」とは、午前9時から午後9時まで週に6日間働く勤務体制を指します。「996.ICU」は「996で働くと、病気になってICU(集中治療室)に行く羽目になる」という意味です。インターネット関連企業では、「996」は特に珍しいことではないようですね。「出勤する時には、日はまだ出ておらず、退勤時には、すでに日が落ちている」というライフスタイルは、彼らの日常では当たり前のことのようです。
話題3:フードデリバリー依存症
若者のフードデリバリー利用を減らすために、「デリバリー頼り過ぎると、太りやすい」という言葉でいさめることは、決して有効ではありません。フードデリバリーの背後には、ある種の孤独や、または望みがあるかもしれません。ある意味では、フードデリバリーの値上がりに対するボヤキや不満の裏には、都市に住むいまの若者たちの生きる上でのストレスが反映されていると言えるでしょう。
2時間目:<新時代における心の交流> (3)中国人留学生を育てる日本人教授
春が訪れると、万物が蘇ります。最も美しい景色を見せる4月、青々とした柳が湖畔になびき、色とりどりの花が満開を迎えています。4月の「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、スペシャルシリーズ「新時代における心の交流」をお届けします。新時代における、中国と日本、中国人と日本人の友好交流にスポットを当ててご紹介しますので、ぜひ最後までお聞きください。3回目は、中国人留学生を育てたある日本人、藤嶋昭教授の物語をご紹介します。