北京
PM2.577
23/19
今日は「中国メロディー」と「中国昔話」をお送りいたします。それではどうぞ聞いてください!
「中国メロディー」: 春に向かう列車(前編)
ナビゲーター:黄競
4月の北京は百花繚乱です。この美しい季節に、中国メロディーは皆さんとともに春に向かう列車に乗って、心を揺さぶるメロディーに合わせて、花の海の中で春の魅力を楽しみましょう。
列車が出発しました。最初の駅は大覚寺です。
大覚寺は北京市北西部の陽台山の麓にある有名なお寺です。900年の歴史を持つ大覚寺は、モクレンの花や清らかな泉で知られ、特に、四宜堂に植えられたモクレンの木の高さは15メートル以上もあり、樹齢は300年に及びます。毎年、清明節の頃に咲き始め、拳のような大きさの花を木全体に咲かせて、純白の大輪の花が品のよい香りを放ちます。そんなモクレンは、花の姿も香りもいずれも北京の一番だと言えます。今、春に大覚寺のモクレンを観賞することは、有名作家たちの風流な趣味となっています。
大覚寺のモクレンがこれほど人気あるのは、この古い木自体が美しいからだけでなく、お寺の中にさらさらと流れる清らかな泉、古い鐘の音、周りの青い山々とも関わりがあるようです。これらのすべてが、大覚寺のモクレンをより清らかで美しく見せてくれるのでしょう。
1曲目は「玉蘭花(モクレンの花)」です…
「中国昔話」 担当:林濤
第50話 「山中の娘」「化け物比べ」
「中国昔話」、今日のこの時間は、小話二つをご紹介いたしましょう。「山中の娘」と「化け物比べ」です…